2010年11月10日
国民皆保険に国民は満足しているのか?
 日米の医療保険について国民性の違いということでブログを書いてきている。
 これはアメリカがオバマ大統領のもとで医療保険制度改革を行ったように、日本も抜本的な改革が必要ではないかという前提を基にしている。その際に国民性というのがあるのでどのような方向性で変革していったらよいのか、一つの考え方を述べていきたいと考えている。
 グーグルで「医療 満足度 世界」で検索すると「日本 医療の満足度15%、世界22カ国で最低レベル」というタイトルでいくつかの記事が並んでいる。このアンケート調査の結果のもとはロイター通信によるものであるようだ。さらに「ロイター通信 医療制度満足度調査」で検索すると日本医師会がこのことに対するコメントを載せており、22カ国がどのような国なのか分かる。また日医総研や日本医療政策気候の数字を上げ、日本人の医療に対する満足度はもっと高いと記している。
 そのことは「医療 満足度 世界」で検索したときの記事の中でQLife社長山内善行ブログでも病院満足度は58%と記している。ただ山内社長は今回のロイター通信の結果を医療制度の悪化にあるとしており、一方日本医師会は制度ではなく、患者さんの負担の問題が大きいとしている。しかし現行の国民皆保険制度下で、医療の高度化、人口の高齢化、経済の悪化による税収の落ち込みの中で国民皆保険制度を維持しようとしたならば、一部負担金の増加はやむをえないのではないかと思う。

 では論を進める前に世界の社会保障費はどうなっているのかを見てみる。やはりグーグルで「社会保障費 医療保険 予算 国際比較」で検索すると図録社会保障給付費の国際比較という記事があるのでそれを参考にしながらブログの更新をしていきたい。

 
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