2011年06月14日
よく噛む習慣が頭の良い子を育てる
100歳まで元気の秘密は「口腔の健康」にあった!青春出版社より

 上記の本の59ページに「よく噛む習慣が頭の良い子を育てる」という表題で、噛む事がなぜ頭を良くするかについて記されている。
 ここでは日本チューインガム協会が行った実験で、20歳から85歳までの30人にチューインガムを噛ませ、噛む前と噛んだ後の脳内の血流量の変化をMRIで調べた結果について紹介している。その結果、噛む事によって血流量がみられたと紹介している。
 そして脳の血流量の増加は、脳機能の活性化に関連しているので、よく噛む習慣を身につける事で、頭の良い子に育つだろうと記している。
 さて同様の事が1998年に出版された、服部幸應著「食育のすすめ」マガジンハウス社にも「よくかんで脳を発達させ、学習能力アップ!」というタイトルで書かれている。

 多くの国民は歯について、ムシ歯や歯周病の事が多くの関心事であって、学習能力との関連を考えている人は少ない。大人にとっても歯科医院に通う事は嫌なものである。ましてや子供にとってはもっと嫌なものであろう。両親や教育者の皆さんに、教育の観点からも歯の大切さ、噛む事の大切さを考えてもらいたいと思う。


 
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