6月26日日曜日朝7時から「あなたの命を守る!がん発見最前線」と題して、がん検診などについて放送された。 がん検診では、場合によると10万円くらいかかるものがあるそうで、それを聞いた出演者の中からは「えー」という驚きの声が上がった。
司会の三宅裕司さんの「検査だけで10万もかかるんですか」という質問に対し、医師ががんになって治療を受けると場合によっては、1000万単位のお金がかかることもあるという発言をされていた。そして、日本人と外国人の検査に対する受け止め方の違いについてもコメントしていた。それによると、外国人は検査で何も見つからないとよかったと思い、また仮にがんが発見されても初期でよかった。つまりどちらの場合でもHappy,Happyなのに対し、日本人は何もないとがっかりし(10万も払ってなんでもないのが分かっただけで損をしたと感じ)、仮にがんが発見されるとガックリくるのだそうだ。
昨年市民タイムス紙で、松本市の大腸がん検診の受診者が少ないということが報道されたが、これなども日本人のメンタリティーによる所が多いと思われる。しかし、予防管理(検診も含めて)はローリスク・ハイリターンの最大の投資であると思われる。(10万払って1000万以上の損失を防げるのだから)
さて、歯科治療の場合、命に直結するものは、口腔がんを除けばないし、また治療費についても、1000万単位のお金がかかることはない。しかし、岐阜医療短期大学の調査で、患者さんたちは永久歯28本の価値を972万円と答えている。それはあなたが「笑ったり、食事や会話を楽しむ」あなた自身の人生の価値である。
歯科医院の内科的なかかり方をする事によって、あなたは、自分の人生の価値を高めることができるのだ。それでも、痛くなったら行くという、今までの習慣を続けるのだろうか?
TrackBack (0) | by pl_A-02219
ボットからトラックバックURLを保護しています