2017年06月10日
インプラント治療迷われている方へ ダイレクトボンディングという方法もあります。

 前歯や奥歯が失われた場合、取り外し式の入れ歯や、両側の歯を削って被せるブリッジという方法があります。最近では、それらの方法以外にインプラントを選択する患者さんも増えてきました。

 それぞれの治療法には長所と短所があります。インプラント治療の場合、両側の歯を削らなくて済む。しっかり噛める。見た目がよいなどの長所があります。

 欠点とすると治療費が高い、時間がかかる。手術を必要とするので、糖尿病や骨粗しょう症の患者さんでは適応にならないケースもあります。

 

 さて現在ではこれらの治療法のほかにダイレクトボンディングといって、特殊な合税樹脂を用いて両側の歯に接着する治療法があります。

 この方法は、前歯では歯をほとんど削らなくて済むので、麻酔注射をする必要がないこと、したがって糖尿病などの病気が原因で治療が出来ないということはないこと。治療期間が非常に短期間で終わること、また保険外診療ではありますが、インプラント治療に比べかなり費用を抑えることができるなどの長所があります。

 欠点とすると特殊な接着剤で接着するので両側の歯のどちらかに冠が被っている場合はできないということです。(虫歯になっていてもいいのですが、必ず両側の歯が自分の歯である必要があります。)

 また奥歯の場合は特にですが、歯ぎしりなどの強い方は、欠けたり脱落する危険性が高いということがあります。

 ただ歯ぎしりや食いしばりの強い方は、インプラント治療の場合、骨に異常をきたすことになりますが、ダイレクトボンディングでは、骨に歯以上が及ばないという利点があります。

 ダイレクトボンディング治療をご希望の方は、必ずカウンセリングを受けていただいてから、治療を開始しています。

 症例によっては、ダイレクトボンディングが無理なケースがあるからです。

 

 興味のある方は0263-88-7418 新村歯科医院までお電話ください。

 なお治療の難易度によって費用が変わりますので、治療費に関するご質問はお電話ではお答えできませんので、ご理解ください。


 
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