高橋登先生によるトクヤマデンタル倶楽部セミナーを受講してから、早くも一週間が過ぎてしまいました。
前回もご紹介したように、主催者側からセミナー内容についてはネット上にアップしないようにという提示があったので、それについては触れることはできません。
ただ今回セミナーで使用した株式会社トクヤマデンタルのボンディング材、ボンドマーライトレスについては、問題ないと思われるのでご紹介します。
コンポジットレジン修復を成功させるにはいくつかの要素がありますが、その一つは優れたボンディング材の選択とその使用方法です。最高の材料を最適な手順で用いるという事です。
私は今までクラレノリタケデンタル株式会社のメガボンドという製品を使用してきました。クラレノリタケのボンディング材に関しては、メーカー主催のセミナー以外の場所で、いくつかの大学の先生方が推奨してきたからです。
(クラレノリタケのボンディング材に関しては、他社もその技術に追従したため、現在「本家」では「抗菌性」という付加価値をつけた製品を販売しています。)
今回はトクヤマデンタルというメーカー主催のセミナーではありましたが、その優れた接着性、光ではなく化学的反応によるボンディングという点において、今後ボンディング材のゴールデンスタンダードになるのではないかと思いました。
このボンディング材はマルチユースといって、コンポジットレジンだけでなく、金属やセラミックなどにも強力な接着性があるので、早速購入し使用し始めています。
当日は開発に関わった高橋登先生の使用上の注意点もお聞きしたので、使用法に関しても万全の態勢をとることができていると思います。
TrackBack (0) | by pl_A-02219
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