2017年09月22日
究極の審美修復をDr.Tapiaに学ぶPart2

 Dr.TapiaはBio-Emulationグループの創設者のおひとりです。

 

 Bio-Emulationの考え方は、生体(歯科の場合には歯の構造)を模倣することによって、その目的(究極の審美修復)を達成することにあります。しかも単純に!

 この単純化という考え方は非常に大切です。なぜなら治療が複雑であれば、ほんの一握りの歯科医にしかできないですし、また時間もかかれば、それに伴い費用も高額になるためです。

 東京や大阪などの大都市で一人か二人にしかできない歯科治療であれば、多くの患者さんは通院できないですし、高額になれば、それを受診できる患者さんはさらに少なくなります。

 私がたびたび東京や大阪、名古屋で高名な先生の研修を受けるのは患者さんに代わって、歯科治療の技術を習い、それを長野県の患者さんにも受けてもらえるようにすることです。(実際私自身顎関節症の患者として1年間以上の期間大阪の診療所で治療をしてもらいました。)

 

 今回、Dr.Tapiaからいろいろ学ぶ事ができましたが、特にエッセンシアを使用するにあたっての筆の使い方、また前歯の表面性状である発育溝と周波条の形成の仕方については、細部にわたって、しかも個人的に学ぶことができました。

 現在これらのテクニックについては模型上でトレーニングしているところです。(いくらダイレクトボンディングの知識と技術があり、単純化してできるといっても、患者さんの治療の前には十分なトレーニングを前もって行うことが必要と考えています。)

 10月の半ば以降にはエッセンシアを使用しての審美修復が可能になると思いますので、今しばらくお待ちください。(従来の製品を使っての前歯の隙間治療でも充分効果があるので、ご希望の方は当歯科医院までご連絡ください。


 
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