2017年11月22日
デンタルドックは何のため?

 週刊新潮の先週号にデンタルドックが取り上げられました。まだ私の住む松本市ではそれほど知られていませんが、少しづつ知られるようになってきたようです。

 

 デンタルドックでは、むし歯や歯周病がないか、またあるとするとどの程度進行しているのか、さらには口腔ガンなどがないかなどを調べていきます。

 これが一般的なデンタルドックです。

 

 デンタルドックには、もう一つの意味合いがあります。それはしっかりとした治療計画を立てるための診査です。

 たとえば極端に虫歯や歯周病が進行している場合、お口全体で、しっかりとした治療計画を立てていかないと、いつまでも治療が終わらないとか、当初の計画では〇〇円かかると言われたのに、次々と追加の治療が提案されて費用が当初考えていたよりオーバーしてしまうといったことが起きるのです。

 

 新村歯科医院で行っているデンタルドックにはもう一つの特徴があります。

 それはかみ合わせの検査を行っているという事です。これはあまり知られていない事ですが、むし歯や歯周病と診断された歯の真の原因が、かみ合わせの異常によるストレスという事があるのです。

 たとえば歯が一本抜けて、そこにインプラントを入れるとします。その原因がかみ合わせにあるとしたら、やがてそこにストレスがかかり、インプラントをした歯の再治療が必要になります。(多くの場合1年や2年でダメになるケースは少ないですが)

 またその歯をしっかりと固定したために、別の歯にストレスがかかり、次々とインプラントの必要なケースも考えられます。

 

 もしあなたがインプラント等の自由診療をお考えでしたら、ぜひしっかりとしたデンタルドックを行ってから、治療計画を立てる歯科医院をお選びください。

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