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2010.08.2707:44
Dr.パンキーから学んだ先生の一人に、バークレー先生がいた。
先生はミシシッピー州の片田舎で開業していたのだが、いろいろな研修会に出席し、歯科医学を学んでいくうちにだんだんと患者さんの口の中の不具合が見えてきて、治療費が増えていった。そして自分がより良い歯科治療を行いたいという気持ちから、その治療費を受け入れてもらえる患者さんだけの治療をしていたのだが、高校時代の同級生からの不満が酒場でのうわさ話に上ったと言う。 ある日、高校時代のチアリーダーの一人が先生の診療所を訪れた。先生は彼女の家庭の事情もよく知っていたので、最低限の歯科治療の見積りをしたのだが、それでも彼女にとっての負担は大きく次回の予約には現れなかったと言う。そして、その後彼女が再び先生の診療所を訪れた時は、その口の中は惨憺たるものになっていた。 その事に先生は大変なショックを受け、自分の診療についての見直しを行っていったのである。(ただし、それは自由診療の否定ではない) 現在の国民皆保険の日本においては、患者さんはすべてが保険で治療ができると思っており、それを期待し来院される。しかし、保険とは国の社会保障の一つであり、これは医療とは本来分けて考えなければならない。 残念な事に現在の社会保障下では充分な歯科医療を患者さんに行う事に限界があるのだ。その事を患者さんに理解してもらうよう今日も努力をしていかなくてはならない。そのためには自分が充分患者さんからの信頼を得られるような歯科医になるよう常に努力していかなくてなならない。 |