2017.04.2406:46

 4月23日のTBS系「健康カプセル ゲンキの時間」で「天気痛」という病気が取り上げられました。

 これに関連して歯周病が天気と関係あるという内容のことが放送されたので、そんなことがあるのだろうかとGoogleで調べたところ、岡山大学の森田教授らのチームのことが載った記事があったのでご紹介します。詳しくは下記をクリックしてご覧ください。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG27H0L_X20C16A2CR8000/

 

 ただ歯周病による腫れや痛みは、病気が中等度以上に進行した場合に見られるものなので、そこまで進行しないうちに、歯科医院を受診し、また慢性の病気であるので、定期的なチェックを怠らないようにすることが重要だと思われます。


 

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2017.03.2205:15

 日曜日の朝7時から放送されるTBS系「健康カプセル ゲンキの時間」3月12日では肺の病気にならないために、肺の機能をアップさせるための活動、略して「肺活」について取り上げていました。

 肺の病気で最も怖いものの一つは肺炎です。下記は日本呼吸器学会に掲載されているものですが、平成23年のデータによると、日本人の死亡原因の第三位にあげられています。

 そしてここにも書かれているのですが、細菌性肺炎の原因菌は口や鼻などの一般細菌です。

http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=4

 

 そこで番組では肺炎予防の一番に、口の中を清潔にすること、歯磨きを取り上げていました。(下記 健康カプセル ゲンキの時間)

http://hicbc.com/tv/genki/archive/170312/

 

 口の中には非常に多くの細菌が存在しています。番組内では一組のご夫婦を取り上げ、夜歯磨きをして寝た場合の翌朝の細菌数、歯磨きをしないで寝た場合の翌朝の細菌数をそれぞれ比較していました。

 夜歯を磨いて寝た場合の細菌数、ご主人は362万個、奥さんは344万個でしたが、夜歯を磨かなかった場合、ご主人は5410万個(約15倍)奥さんは1700万個(約5倍)と大幅に増加していました。

 それだけ肺炎にかかる危険度が高まったということです。歯磨きは虫歯や歯周病を予防するだけでなく、全身の健康も守り、命の危険からも守ってくれるのです。

 そして大切なことは「磨いている」ということと「磨けている」ということが必ずしも一致しないということです。

 定期的に歯科医院に通って、お口の清潔度が保たれているかをチェックしたり、またどうしてもうまく磨けないという方は、歯科衛生士による専門的なお口の清掃を受けるということも大切なポイントです。

 新村歯科医院では、全身的な健康保持のための定期歯科健診と歯科衛生士による専門的なお口の清掃(PMTC)に積極的に取り組んでいます。

 


 

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2017.02.0521:31

 2017年2月5日、株式会社GC主催によるMI World Symposium in Tokyoが東京駅に近接するJP Tower Hallにおいて9時30分から17時まで開催されました。

 このシンポジウムにはヨーロッパの先生方を中心に、アメリカ、オーストラリア、日本と世界各地でMI(低侵襲歯科治療)の分野で活躍されている方々が参加し、その最先端の大変エキサイティングな症例発表がされました。

 

 このシンポジウムに参加することで、世界の英知に接することができたと実感しており、この歯科医療をより多くの患者さんに提供することで、より快適な生活を生涯にわたって提供していきたいという思いがより一層強くなりました。

 

 シンポジウムの詳細については後日ご報告したいと思います。


 

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2017.02.0409:17

 歯には、細い血管と神経が通っています。「生きている」のです。神経をとってしまった歯は「枯れ木」と同じで弾力性が失われ、割れやすくなります。歯が割れてしまうと一気に抜歯になる可能性が高まります。

 また歯の神経の治療を専門用語で歯内療法といいますが、大変難しい治療なので、出来るだけ避けたい治療です。

 

 以前後輩と話していた時、ブリッジの治療の際に土台になっている歯の神経をとると言っていたので「そのような治療はやめろ。きちんと注水と切削量に気をつけていれば神経など取る必要はない。」と強く注意しました。

 また別の先生と話していた時にも、その先生が勤務している診療所では「ブリッジや前歯のメタルボンド(陶器による白い歯)は、神経をとることをルーティンにしている。」と聞いてびっくりした記憶があります。

 

 虫歯が進行してやむを得ない場合を除き、原則神経は取らないほうが良いのです。新村歯科医院では、MI治療に本格的に取り組み始めてから約10年がたちますが、ほとんど麻酔をしないで治療するようになりました。

 それ以前は患者さんから治療時の痛みを回避するためにほとんど麻酔をしていましたが、カリオロジー(虫歯学)が進んで、虫歯の部分だけを削っている限りは痛みがないといわれています。実際多くの患者さんに麻酔注射なしで治療を進めています。(これはあくまで原則でたまに小さな虫歯でも痛みを訴える方はいらっしゃるので、その場合は麻酔をして治療をします。)

 麻酔なしで治療を進め、患者さんが痛みを訴えた場合は、虫歯の進行を抑える成分を含んだアイオノマーという材料を使用し、第二象牙質と言って歯の神経を守るための防御機構を利用し仮の治療を行い、半年以上経過してから、再度虫歯の除去をしていきます。

 このような治療法を行うことで、神経を取らなければならない状況を回避できる可能性が高まります。

 もちろん、あまりに長い期間放置していた虫歯では、一時的に痛みが治まっても、1年後あるいは2年以上経過したのちに神経の治療をする可能性は残ります。

 しかし、神経をとる時期を遅らせることによって、歯の延命、ひいては快適な生活を送るために寄与していると考えています。


 

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2017.01.3105:04

 現在も多くの歯科医院では、虫歯ができた時の詰め物の治療にはインレー修復と言って、金属を詰める手法を採用しています。

 この方法は50年以上の歴史のある(治療法として確立された)手法であり、間違った手法というわけではありません。

 ただこの手法の欠点の一つは、歯の色と違っているために、見た目が損なわれるということがあります。これは保険外の金合金でも同様です。

 二番目の欠点は、歯科用セメントという材料を使って歯と金属をくっつけているという点です。専門用語では合着と言います。歯と金属を化学的にではなく、物理的にくっつけているということです。そのために外れる危険性があるのです。

 三番目の欠点は、外れにくくするために、ある程度健全な歯の部分を削っていかなくてはならないということです。(詰め物が1,2年で取れるということは、多くの場合削り方のデザインが間違っているということです。)

 このような欠点があるために、新村歯科医院ではコンポジットレジンという合成樹脂を詰める方法を採用しています。

 

 さて、前置きが少し長くなりましたが、ここからが今日の本題です。インレー修復という手法では取れることもあります。詰め物が取れてすぐに来院していただければ、もう一度再使用する可能性が高いです。

 しかし、残念なことに取れてしまうのには、それなりの原因があることが多いです。例えば歯と詰め物の間が欠けてしまっている。その上なかで虫歯が進行しているというケースです。この場合新村歯科医院でも、以前ではもう一度歯を削って型を取りインレー修復を行うということを選択していました。

 しかし。この方法ですと歯を大きく削るためにやがて神経をとる可能性が高くなります。神経をとると枯れ木と同じで、歯がもろくなり、欠けて抜歯になる可能性が高くなります。

 もし仮に1,2年ごとに詰め物が取れて、そのたびに新しく削ってインレー修復を繰り返ししていたら、その頻度だけ抜歯の可能性が高くなるということです。

 新村歯科医院では現在とれた詰め物と歯の間に隙間ができていても、また仮に虫歯ができていても、その部分を処置して、詰め物にがたつきがなければ、いったん再装着します。そして後日歯と詰め物の間にできた隙間をコンポジットレジンでうめるという手法をとっています。この方法ですとあまり歯にダメージを与えず、神経を守り歯の寿命を延ばすことができます。

 しかし残念ですが、あまり長い間放置しておくとこの方法を採用することができません。詰め物が取れたら早期に来院されることを希望します。


 

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2017.01.3005:58

 昨日(2017年1月29日)のブログで「日本人の歯が失われる残念なステップ その1」という事で書かせていただきましたが、もっと大切なことがあったので、今日書かせていただきます。

 

 日本人の歯が失われる最も残念な原因、それは定期的な歯科検診に行く習慣がないことです。欧米、特に米国では歯科医院は「歯の治療をしに行くところ」というよりも「お口の健康を保つところ」という意識が強く、なんでもなくても、特に不具合を感じているわけでもないのに定期的にチェックしてもらいに多くの方が通われています。

 日本では、歯の検診だけでなく、がん検診など全身の検診でも受診者が低い傾向になります。検診によって早期発見ができなければ、それだけ治療のリスク、より重度の治療のリスクも高まります。

 

 次に残念な原因が、不具合を感じてもすぐに歯科医院にかからないということです。たとえば、詰め物が取れても、すぐに来院すれば、その脱落した詰め物を使用する可能性が高いです。(これについては、また別の機会に詳しくお話しします。)

 脱落したものが、冠である場合、放置する期間が長ければ長いほど再装着することが難しくなります。

 最も問題なことは、放置していることで歯の神経の処置をしなくてはならなくことです。歯の神経をとれば、それだけ破折などの原因で抜歯の危険性が高くなるだけでなく、治療期間が長くなり、治療費も高価となることになります。

 

 ご自身の歯だけでなく、お金を失わない為にも、定期的な歯科健診に通われること。何か不具合を感じたら、すぐに来院されることをお勧めします。


 

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2017.01.2916:14

 食べ物が詰まりやすくなった、あるいは冷たいものを食べたり、飲んだりすると歯がしみる。日本では、そのような自覚症状が出てから歯科医院にかかられる方がほとんどです。

 

 そして歯科医院に行くとまず虫歯の診査のためにレントゲンを撮ります。神経まで病巣が及んでいなければ、多くの歯科医院では、インレーといって金属の詰め物をするために、歯を削って型をとります。インレー修復はすでに何十年にもわたって行われた手法であり、適正に形成し、正しく充填すれば1年や2年で取れることがほとんどない優れた治療法です。

 ただ残念なことに、虫歯を完全に除去し、なおかつ取れにくい形態にするためには、健康な歯の部分まで削らなければなりません。そのために治療中に痛くならないように麻酔注射をしなければなりませんでした。痛くない治療をするために、痛い注射を我慢するという矛盾が生じていました。

 現在では接着技術が向上し、コンポジットレジンという合成樹脂を使用することで、虫歯の部分だけ削り、その部分だけ詰めることが可能になりました。そして、この手法を行うことで多くの症例で麻酔注射をしなくても、あまり痛みを感じることなく治療することが可能になったのです。

 しかし私が多くの歯科医の先生と話していて感じることは、コンポジットレジンに対する信頼性が低いことです。それはいくつかのステップを確実に行わないことによって起きるのですが、多くの先生は、コンポジットレジンという材料が悪いと思い込んでいるのです。

 先日も幼稚園の検診に行った際に、3歳から5歳の幼稚園児の口の中に多くのインレー修復が見られました。その修復技術や修復物は見事でしたが、そのような手法を取らなくても治療が可能な時代になったのです。

 インレー修復は銀色で見た目が悪いだけでなく、健康な歯質まで削るので、治療後に痛みやしみたりといった後遺症が残ることがあります。

 そして大きく歯を削るということは、やがて抜歯に近づく第一歩を踏み出すことになるのです。


 

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2013.09.1007:54
 海外の健康情報を提供する「最新健康ニュース」の記事に「歯磨きで女性の認知症リスクが減少?」という記事が載っていたので、文章の構成を変えてご紹介します。
(オリジナル記事については、こちらをクリックしてご覧下さい。歯磨きで女性の認知症リスクが減少? | 最新健康ニュース
  
 カリフォルニア大学で5.486人(大部分が白人、教育水準が高く、比較的裕福な人 開始時年齢52〜105歳)を対象として、歯みがきの習慣、歯の状態、総入れ歯かどうかについてのアンケートが行われました。
 その時点での認知症の方はいらっしゃいませんでした。研究期間は18年に及び、その間面接や医療記録等を用い、追跡調査を行った結果、5.486人のうち1.145人が認知症を発症しました。
 女性では、研究開始時、毎日歯を磨かないと答えた78人のうち、21人(3.7人に一人)が認知症となりました。それに対し毎日磨いている人では4.5人に一人という結果になりました。これは統計学的には,歯を磨かないと認知症リスクが65%増加するという事を示すと記事に書いてあります。
 男性では歯を磨かないと認知症リスクは22%増加しますが、これは統計学的に誤差範囲にあり、必ずしもリスクがあるとの証明にならないとの事です。
 ただ男性の場合は、歯のある人や総入れ歯をちゃんと入れている人が認知症になるリスクは、歯のない人の半分だったという結果が出たそうです。

 最後に記事では、この研究をもって、口の健康状態が悪いと認知症になるかとは、断定できないと結んでいます。
 しかし、自ら認知症になるかの実験を試みるのなら別ですが、きちんと歯を磨き、歯科医院での治療やその後のケア等に積極的に取り組んだ方が、将来に向けて、安心という事ができるのではないでしょうか。


 

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2013.07.1707:58
 7月16日の産経新聞、医療欄に「初期虫歯 自分で治療方針決める」という記事が載っていましたので、ご紹介します。(なお記事については、下記のURLをクリックすれば読むことができます。)

 まず気になったのが、この記事の中で女性会社員の方が、半年おきに通っていた、会社近くの歯科医院から、自宅近くの歯科医院に変えたところ、計五か所の虫歯を指摘され、、約二か月かけて治療したということに対しての、患者さんのコメントです。
 患者さんは「前の医院では虫歯を見過ごしたのか、今回の医院が過剰に治療しているのかわからない」と言っておられます。
 このことが私にとっては、大変不思議なのです。というのは、私の医院では、かならずレントゲン写真と口の中の状態を示した写真をお撮りして、患者さんに確認していただきながら、説明するからです。患者さんは、ほとんどご自分の口の中の状態を見たことがありません。だから初めて見る自分のお口に「え!こんなになっているんだ!」とか「きたないですね。」などと感想を言われます。

 とくに新村歯科医院に、初めて来院された方では、写真を見ていただきながら、状態を説明していきます。つい最近来院された患者さんでは、写真を指さしながら「この部分の歯の色と、この部分の曲線が気になるんだ」ということをおっしゃられました。
 定期的に来院されている方では、「あまり進行は見られませんね」あるいは「今回は前回に比べ変色とレントゲン上の変化があるので詰めるようにしましょう」などその人に対応した処置をおこなっています。
 つまりご自分の状態を確認されたのちに、治療するか経過観察をしても大丈夫かの判断をしていきます。つまり会社近くの歯科医の先生も、自宅近くの先生も、その患者さんに対してどのような状態かを説明されていないように思えるのです。そのことが大変気になりました。

 もうひとつ、東京医科歯科大学の田上教授が大変大切なことを言っていらっしゃいます。
「虫歯の進行速度は個人差があり、体調や食生活でも変化する。」
 そうなんです。継続して、新村歯科医院に通っていただいている患者さんでは、その方の口以外の部分も診ることができるようになるのです。
 虫歯以外で、プラーク(口の中に常に存在する、虫歯や歯槽膿漏の原因となる物質)の付き具合が増えたり、歯肉からの出血が増えた方には「最近忙しいですか?」などとお聞きします。すると患者さんから「最近新しい部署に配属されて」とか「介護が大変で」などというお応えをされることがあります。そして歯科の問題が起きて、さらなるストレスが増えるようならば、治療を提案することもありますし、そうでないなら、「大変ですが、頑張ってください」と言ってまたの来院をお約束しています。継続して通っていただくことで、初めて体調の変化や食生活の変化などを見ることが切るのです。

 ただ、何年にもわたって、問題のない方では、たまに虫歯を見逃すということがないではありません。(五か所というのは考えられませんが)慢心です。先日「今でしょ!」で有名な林先生が、ご自身についての慢心を戒めておられましたが、この記事と、先日見た林先生のテレビ番組が、私自身の慢心を戒めているものだとした、素晴らしい記事に出会えたことを感謝し、今後さらなる精進に勤めたいと思います。


 

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2013.06.2118:10
 歯界展望別冊「臨床に役立つ 接着修復のすべて」宮崎真至編に虎ノ門病院・歯科の山田敏元先生が「接着の過去・現在・未来」というタイトルで寄稿されています。
 その中で現在使用されているコンポジットレジンの始まりともいえる、充填用即時重合レジンとして1951年にPalavitが作られたが、修復後に起こる歯の神経の痛みや変色により、それ以前に使われていた、シリケートセメントの代わるものとしての期待は裏切られたと書かれています。
 私が大学を卒業した1979年には、コンポジットレジンは、完全にシリケートセメントに代わるものとして、一般に使われていましたが、歯の神経の保護の為、裏装といって、削った歯の表面とコンポジットレジンの間に別の詰め物を一層詰める処置を行っていました。
 当時はまだ、レジンに対する歯の神経への刺激という事が言われていました。そういった時代を経ていますので、術後に起きる「歯がしみる」「歯が痛む」といった症状は、使用材料によるものか、かみ合わせのストレスなど外部に理由があると考える傾向にありました。

 しかし、現在では、そのような術後に起きる症状は、マイクロリンケージといって、詰め物と歯の表面のわずかな隙間からの刺激あるいは細菌の侵入によるものと考えられています。そしてカリオロジー(ムシ歯学)の発達により適正に形成されたものに、確実にボンディング(接着)操作を行ったなら、術後の不快症状は出ないと言われるようになりました。
 つまり、もし仮にそのような不快症状が出たなら術者による技術的なミスという事になったのです。私がかつて見た,奥歯の充填で中の方でムシ歯になっている症例などは、確実なボンディング操作が出来ていなかったとも考えられるのです。
 この事は歯科医側にとって、重大な意味があります。以前なら材料など他の外的要因により、不可避なものとして考えられていた術後の不快症状が、すべて歯科医側のテクニカルエラーとされるという事です。
 猪越重久先生の本を読むにつけ、ひとつひとつのステップ(たとえばエアーブローという乾燥の仕方)を確実に行う大切さを痛感するところです。

 

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