2016年11月14日、株式会社GCが主催するBio-Emulationセミナーに参加してきました。
同社のホームページによると「Bio-Emulation:バイオエミュレーションとは、組織・解剖学的アプローチをRestorative Dentistryに応用し生体を模倣することを目指す一方法(メソッド)を示す。」とあります。
Bio-Emulationグループは2011年に設立された非常に新しいグループですが、今回その創立メンバー三人のうちのお二人スペインのDr.Tapia、イタリアのDr.Politanoの両先生を迎え、グループ発足時からのメンバーだった青島徹児先生、二宮佑介先生の四人の講師により、朝10時から午後5時過ぎまでの開催となりました。
講演の詳細はまた後日投稿いたします。
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ダイレクトボンディング治療を希望して、当歯科医院を訪れて頂く患者さんが増えてきました。
遠方よりおいでの患者さんも多いので、知識とスキルを高めるために、明日11月12日は株式会社GCが主催する国際歯科シンポジュウムに参加し、また13日月曜日は一日休診して、ダイレクトボンディング治療をさらに究めた「Bio-Emulation」について日本のトップである青島先生と二宮先生の講義と、ヨーロッパの先生方による講義とデモンストレーションを受講してまいります。
その成果についてはまた後日ご報告いたします。
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平成28年11月5日、駅前会館において松本市歯科医師会主催の第12回市民公開講座が開催されました。
講師は日本歯科大学、新潟生命歯学部、口腔外科教授の田中彰先生が務められ「認知症と口腔ケア」と題して、午後3時より一時間半にわたって講演が行われました。
講演の詳細についてはまた後日紹介していきますが、一見関係のなさそうな、歯科と認知症の関係について下記のサイトで詳しく説明していますので、まずはそちらをご覧ください。
http://kenkousupport.kyoukaikenpo.or.jp/support/04/20150925.html
当日の講演でも同様な内容についてお話しされました。
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ホームページをご覧になって、ダイレクトボンディング治療を希望される患者さんが増えてきました。
そしてかなり遠隔地から来院される方のほうが多いです。
本当にありがたいと思うとともに、益々精進していかなくてはという思いにもかられます。
繰り返しになるかもしれませんが、せっかく来院されたのに、それが無駄足とならないよう当医院におけるダイレクトボンディング治療の流れ等をお伝えします。
まず第1に、ダイレクトボンディング治療で、前歯の隙間を治すには、その両方の歯が自分のものであって、被せ物がしていないということが前提になります。(被せ物がしてある場合は全く違う治療法となります。)
2番目は神経の処置をしている歯の場合、歯の色が変色していたり、また根の病気がある場合は、それらの処置が必要となります。前歯の隙間を治す場合でも、前処置としてそれらの治療が必要な場合、治療回数、期間が長くなりますので、遠隔地からおいでの方はお気をつけ下さい。
3番目は、隙間を治すあるいは色や銀歯が気になるということは、むし歯などの病気を治すのではないため、保険治療の適応とはなりません。初回にカウンセリング費用として2000円(+消費税)をいただいています。初回は治療費用および治療回数の説明を行い、必要に応じ歯型を採ったり、口腔内写真、場合によってはレントゲン撮影をします。
4番目に費用ですが、小臼歯の銀の詰め物を治す場合で最低15000円(プラス消費税)以上かかります。これはあくまで参考ということであって、難易度によって費用はより高額になります。
また前歯の隙間を治す場合でも最低でも25000円(+消費税)以上、より高い審美性を望まれる場合は、5万円(消費税)以上かかることもあります。これらについては実際に来院されたうえで、どこまでが必要で、患者さんの希望かをカウンセリングで確認してからでないと判断できません。
その他ダイレクトボンディングブリッジなどでは、数万円以上かかることもあります。ただその場合でも矯正治療やメタルボンドなどで修復する場合に比べ、期間や費用が大幅に節約できるということは事実です。費用についてはカウンセリングと診断の上確定するので、電話でのお問い合わせには明確にお答えできかねるのでご遠慮ください。
また上記の金額もあくまで参考とお考え下さい。
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2016年10月16日の日本経済新聞に掲載された「顎関節症 習慣変え治す」の記事がネット上でも閲覧できるようになったので、下記にリンクを張り付けておきますのでご覧になってください。
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO08367420U6A011C1TZQ001?channel=DF130120166089
ただ以前のブログにも書きましたが、「顎がガクガクする 口があまり開かない」などの症状だけで、顎関節症と診断し、ある特定の治療法だけを選択するという考え方はあまり賛成できません。
顎関節症はいくつかの原因によって起きる症候群であり、まずその原因を突きとめ、しかる後対応を考えるのが大切だと考えているからです。
新聞で取り上げられている治療法は、あくまで選択肢の一つではありますが、すべてではありません。
まずは患者さんから、その症状はいつ起きたのか、どのくらい続いているのか、いつ症状が重くなるのかetcとじっくりお話をお聞きしてからというのが、私がアメリカで教わったスタンダードな方法です。
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先日「大切な方を窒息死から守るために 舌の筋トレ知ってますか?」というタイトルでブログを更新しました。(ご覧になってない方は下記から)
http://www.holistic-niimuradc.com/blog/669.html
このブログは日本経済新聞に掲載記事を参考に書いたものですが、その記事がネット上で閲覧できるようになりました。ぜひご覧になっていただき、大切なご家族や友人のため、もしくはご自身のためにお役立てください。
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO07818390Q6A930C1W13001?channel=DF130120166090
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10月16日(日曜日)の日本経済新聞「日曜に考える ヘルス」に「顎関節症 習慣変え治す」という記事が掲載されていたのでご紹介いたします。
なおこの記事については、現在ネット上では閲覧できないのですが、下記のサイトにほぼ同じような内容の記事が出ていたので、参考にしてみてください。
http://style.nikkei.com/article/DGXDZO38532170T00C12A2W13001/
これらの記事を要約すると
「通常は口を閉じていても、歯と歯の間は離れているのだが、歯と歯を接触させている癖を持った人がいる。またパソコンやスマホの使用中では、無意識に歯を接触させていることが多い。そのほかストレスが原因で歯を食いしばったりすることもある。そういった状態が続くことで、顎関節症を発症しやすくなる。
これらを防ぐには、歯を食いしばる癖を直す必要がある。その方法としては認知行動療法といって、目につく所に『歯をくっつけない』などの張り紙をして、常に気を付けること。
また顎関節症になり、口が開けづらくなった場合には、運動療法で対応していく」
といったことが書かれています。
このような考えやアプローチを私もとっており、有効な場合も多いです。ただ私は顎関節症というのは、様々な原因によって起きる病気の総称(症候群)と考えているので、〇〇の症状があるから、顎関節症。従ってその治療法はこれこれという対応はしていません。
まず十分な問診(詳しく患者さんからお話を聞く)その後必要な場合は詳しい検査を受けていただき、そのうえで診断をして治療計画を立てるという方法をとっています。
ただこの方法は、アメリカで多くとられている方法であり、日本の健康保険ではカバーしきれない部分もあり、その幼根ケースでは自由診療(保険外診療)で対応させていただいております。
詳しくは「0263−88−7418 新村歯科医院 院長まで」にお尋ねください。
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「むだ死にしない技術」の第4章には「現在、日本人成人の8割が歯周病にかかっていて、もはや国民病だといわれている。にもかかわらず、治療する習慣がないばかりか、歯周病がどうゆう病気なのか知られていない。」と書かれています。
本文からは離れますが、歯周病が糖尿病や高血圧と同様、活習慣病に位置づけられていることはご存知でしょうか?
歯周病は、甘いものをよく食べる(歯周病菌の餌!)あるいは歯ぶらしなど口の中の清掃に気を使わないなど、生活習慣が、病気の進行などに大きく影響を与えます。
また歯周病は、歯周病菌によって起きるのですが、その菌は口の中に常に住んでおり、完全に除去できないこと、また歯周病菌が作り出すプラークというノリ状の菌の塊が直接の原因となるので、口の中を清潔にして、菌の数を減らすとともにプラークが適正に除去されているかを定期的にチェックしていく必要があるのです。
糖尿病や高血圧といった病気で定期的に診療所に通われている方は多いと思われますが、歯周病のチェックのために定期的に歯科医院に通院されている方は少ないといえます。
その意味で「治療する習慣がない」という指摘は当たっていると思います。
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「むだ死にしたくなければ、歯医者に行け」このいささか過激な言葉は。堀江貴文氏(通称ホリエモン)の著書「むだ死にしない技術」(マガジンハウス社)の第4章のタイトルです。
この本の帯に「治療より予防にお金を使えば不老不死も夢じゃない!」と書かれているように、予防の大切さについて全編を通じて記されています。
そして全5章のうちの1章を歯科(歯周病)について割いているという健康本としては、おそらく日本で初めての書籍だと思います。
ぜひ多くの人々に読んでいただき、お口の健康確立、維持し、充実した生活を送る上で、予防のために歯科医院に通うという習慣を確立していただきたいと思います。
この本の詳細については、後日またご報告いたします。
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高齢者の家庭での事故死のうちで最も多いのが浴室での事故死で32.3%ですが、次に多いのが誤嚥等による窒息死で30.8%とほぼ同じくらいの割合です。(社団法人全国老人保健施設協会のパンフレットより)
浴室での事故死はマスコミなどでよく取り上げられるので、気をつけられている方も多いと思いますが、誤嚥についてはどれほどの方が注意を払っていることでしょう。ましてやどのように防ぐのかということについてはご存じない方のほうが多いと思われます。そこで参考として以下の記事をご紹介します。
日本経済新聞NIKKEIプラス1(2016年10月1日)に「舌の筋トレ知ってますか?」という記事が掲載されていたので、ご紹介いたします。
腹筋などの筋トレはポピュラーでも、舌の筋トレなどということを聞かれたことがあるという方は、ほとんどおられないと思います。
では舌の筋トレはなぜ必要なのか?またどのように行うのかについて、記事を要約して説明したいと思います。
残っている歯の本数が20本以下になると自分の歯だけでは食べることが難しくなるので、8020運動といって、80歳になっても20本の歯を残そうという運動が行われてきました。しかし日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長の菊池武先生によると、「歯がたくさん残っているのに食べる機能が落ちてします人が少なくない。舌の重要性に注目が集まってきた」ということです。
つまりかむという機能が十分発揮されるためには、歯だけでなく舌の役割が重要だということです。また舌は飲み込むときにも大切な役割を担っています。
加齢とともに、筋肉は衰えていきます。足腰の筋肉の衰えによって歩行が困難になります。同様に舌は筋肉でできているので、舌の筋肉の衰えによって、うまく食べることができなくなります。食べこぼしや誤嚥によるむせなどが起きやすくなったら、それは舌の筋肉の衰えのサインです。出来ればそうなる前に舌の筋トレを行い、誤嚥による窒息事故を防ぎましょう。
舌の筋トレとしては「あいうべ体操」というものがあります。具体的な方法は下記のサイトでご確認ください。また「あいうべ体操」に関しては書籍も出版されていますのでそちらをご覧になるのもいいと思います。
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/040600008/041500006/
また菊池先生は舌の筋肉の衰えを防ぐ方法として、日常での注意も必要として、「家から出て人と話し、会食するなど生活の中で舌を使う機会を減らさないように」とアドバイスされています。
口から食べられなくなることで。口の中の衛星環境が悪化したり、または誤嚥等により誤嚥性肺炎の危険性が高まります。日本呼吸器学会のホームページによれば、日本人の死亡原因の第4位が肺炎であり、高齢者では70%が誤嚥に関係しているとの記載があります。
(日本呼吸器学会http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=11)
このことを考えると、舌の筋トレは本当に大切なことだと思います。
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