顎関節症でスプリント治療をしているのに、症状が改善しないということを聞くことがあります。
実際新村歯科医院に来院された患者さんで、治療法の一つとしてスプリント療法を提案すると「以前作ったことがある」とか「あまり効果がなかった」など患者さんからお話されます。
その原因の一つは、前回のブログで取り上げたように、適応症でないのに、スプリントを装着したということです。
二番目として挙げられるのが、スプリントの材質です。厚手のビニール素材で作っているケースが見られますが、それでは歯ぎしりなどが強い患者さんでは、悪化するケースもあります。新村歯科医院で制作しているスプリントは固い合成樹脂を使用しています。
三番目の原因として、スプリントの製作方法と調整方法が間違っているケースですが、これについては、また後日取り上げたいと思います。
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