2016年07月01日
原因不明の頭痛や胃腸の不快感と「かみしめ・吞気症候群」

 呑気症について記述させていただいてきましたが、今回で最後となります。

 呑気症について初めてこのブログを訪れたという方は下記を参照してください。

 http://style.nikkei.com/article/DGXKZO03464080Q6A610C1TZQ001

 まず最初にお伝えしたいことは、多少の頭痛や胃腸の不快感があっても我慢しないで、早めにお医者さんのところに行って診てもらってください。

 頭痛や胃腸の不快感の中には、重篤な病気の前兆である場合もあります。出来ればかかりつけのお医者さんを持ってほしいと思います。

 かかりつけの医師ならば、日ごろから生活習慣や健康状態も把握しているので、頭痛や胃の不具合の中から、普段とは違う何かを発見する可能性も高くなりますし、また速やかに大学病院など2次医療機関も紹介してくれるでしょう。

 それらの医療機関でも異常が見つからない場合、かみしめ・吞気症候群の可能性が出てきます。ただ噛み合わせの治療に関しては何処でも出来るわけではありませんし、また呑気症について知っている歯科医院でなくては対応が出来ません。

 歯科医院を受診する前に、ぜひ電話をし呑気症について知っているかを受付で確認してから予約をした方がよいでしょう。

 また歯科医院を受診した際も、いきなり治療を始めるのではなく、口の中の写真を撮ったり、あるいは歯型をとったりして、それをもとに説明をしてくれるところを選んだ方がよいでしょう。

 また呑気症は心療内科での対応も必要となってくるので、そちらを先に受診した方がよいかもしれません。上記の日本経済新聞の記事にも書かれているように呑気症については医療機関での認知が進んでいないようなので、受信前に電話で確認した方がよいでしょう。


 
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