今回のBio-Emulationセミナーでは、特にブラジルのPereira先生から学ぶことが多かったです。
Pereira先生は前歯の修復についての講義を担当され、午後の長い時間を使って実習を行っていただきました。
Bio-Emulationでは、生体模倣という概念に基づき、歯牙の基本構造に即して、コンポジットレジンを積層していくことで、色調を再現していくという考え方をとっています。
そして、今回Pereira先生はPenta-Laminar Technique(五層充填テクニック)について講義と実習で詳細に説明してくださいました。
以前のBio-Emulationセミナーで聞いたときは、五層充填テクニックについて、今一歩わかりにくい部分があったのですが、今回提示していただいたスライドや、また二回目の受講ということもありよく理解することができました。
実際の臨床では、この五層充填テクニックを使わずとも、うまくいくケースも多いのですが、今後ダイレクトボンディングを希望する患者さんが増えていくにつれ、対応を迫られる場面もあると思うので、それに備え十分トレーニングを積み備えていきたいと思います。
TrackBack (0) | by pl_A-02219
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