2017年07月02日
ダイレクトボンディング治療のさらなる高みを求めて

 ダイレクトボンディング治療は、歯をあまり削ることなく、歯と歯の間の隙間を審美的に治したり、矮小歯という小さな歯の形態を治したり、歯の欠損部分を治したり、歯の色を変えたりと様々なことができる審美歯科治療です。

 そのダイレクトボンディング治療の中でヨーロッパの先生方が提唱者として開発された方法がBio-Emulationという手法です。

 審美修復治療を行うに当たっては、複雑な歯の色をどのように再現または表現するかということが重要なポイントとなりますが、歯の解剖学的な形態を模倣することで、その問題を解決しようとするものがBio-Emulationです。

 Bio-Emulationグループによって開発された修復材料はすでにヨーロッパで使われていましたが、今回日本でも発売されることになり、本日7月2日に東京の株式会社GC主催による記念セミナーが開催されることになりました。

 講師は日本のBio-Emulationメンバーである青島徹児先生が勤められます。先生にはハンズオンセミナー(実習つき講習会)で何度か教えを受けていますし、昨年の11月と今年の2月にBio-Emulationメンバーが来日し、ハンズオンセミナーを行った際の講演の中でもお話をお聞きする機会を持つなど、特に私のダイレクトボンディング治療技術向上の面で大変お世話になっていますが、今回も半日かけてじっくり学んでまいりたいと思います。

 そしてその技術、知識をもって長野県内の患者さんに、より多くの感動をお届けしたいと思います。


 
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