2018年07月28日
お母さん、お子さんの仕上げ磨きしてますか?

 少し古くなってしまいましたが、7月13日付の日経新聞に「学校検診で虫歯見つかっても半数が受診せず 保団連調査」という私にとって衝撃的な記事が載っていました。

(保団連は全国保険医団体連合会の略)

 

 その理由として「保団連は保護者の口腔衛生意識の関心の低さや貧困が背景にあるとみている。」と記事で紹介してありました。

 この理由については後日またブログで取り上げたいと思いますが、まず保護者の方にお願いしたいのは、子供さんの歯磨きを本人任せにするのではなく、少なくとも小学校低学年までは、仕上げ磨きをやっていただきたいという事です。

 うまく磨けているかどうかは、歯の表面がつるつるになっているかどうかですが、確実に磨けているかを判断するには、歯科医院で使用しているような「染めだし液」を使うことです。マツモトキヨシなどのドラックストアでも購入可能ですし値段も300円から700円台とさほど高額ではありません。(何回も使用できます。)

 染めだし液を使用することで、お子さんの歯のどこに磨き残しがあるか、傾向を見ることができます。

 仕上げ磨きをすることで、お子さんの口の中をいつもチェックすることができます。記事の中には、虫歯が10本以上ある「口腔(こうくう)崩壊」のある子供がいると答えた学校の割合も3割を超えたとあるのですが、常にお子さんのお口の中をチェックする習慣がついていれば、そのようなことが防げると考えています。


 
ボットからトラックバックURLを保護しています