2018年11月05日
痛みが少なく、審美的な治療のために 秋本尚武先生のバイオクリアーマトリックスのセミナー
 10月28日株式会社モリムラ主催、秋本尚武先生の「バイオクリアーマトリックス コンポジットレジン修復 ハンズオンセミナー」に参加した来ました。(11月1日投稿のブログに株式会社のあとにモリムラが抜けていたこと、またバイオクリアーマトリックスをバイオマトリックスと誤って記載していたことをお詫びいたします。)
 コンポジットレジンとは、前歯や奥歯に詰める歯と同じ色をした合成樹脂の詰め物のことを言います。接着剤の向上により、歯をあまり削ることなく、そのため痛みも少なく治療を終えることができます。
 さてこのバイオクリアーマトリックスは株式会社モリムラが販売している「バイオクリアーマトリックスシステム」の事でツインマトリックス、ダイアモンドウェッジ、Biofit HGという三つの器具からなり、隣接面(歯と歯が接触している部分)のむし歯などを効率よく治療するために開発されたものです。
 このブログは患者さん向けに書いているので、それらの器具の詳細については省きますが、処置の複雑な過程が簡便化されることと、正確に綺麗に処置を終えることができます。
 今回のセミナーでは、このシステムを使い模型実習を行いました。模型実習を行うことにより、その場で講師の先生より指導を受けるので、診療室に帰ってよりよい治療を患者さんに行う事ができるのです。
 それに加え、今回はフロアブルレジンを使用して形態を作る方法についても学ぶことができました。この技術をマスターすれば、より短い時間で患者さんに治療を受けていただけるものと確信しました。

 
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